柏市名戸ヶ谷・香取神社の庚申塔
前ブログの百庚申のご紹介をした名戸ヶ谷の香取神社です。百庚申の中に、1基、変わった庚申塔がありました。猿田彦神の立像です。残念ながら、造立年が彫りつけてありませんでした。この猿田彦神の庚申塔については、市史の資料篇に記載されておりました。 香取神社の境内の記録を撮っておりますと、御宝前の石灯籠が目に入りました。その胴の部分に 『奉造立庚申講供養』という文字 『享保元丙申年』の文字(西暦1716)![]()
庚申塔そのものでは在りませんが、この名戸ヶ谷集落の庚申講の人々が、庚申塔に替えて、造立していったものと解釈できますので、流山市や白井市などの資料でも、庚申塔と解釈してきておりますので、私の資料の中には、庚申塔と位置づけたいと思います。